生産者日記 - マルト沖田水産さんのエントリ
今年、7回目の、採卵、人工受精を、しました。
約4300万個の卵を採卵、受精しました。
先週の土曜日も、6回目の、採卵6500万個受精しました。D型幼生400万個回収
5回目目に受精したのも成長が悪いので、だめかも?
なかなかうまくいかない。
今回は、親牡蠣を、加温して、飼いましたが、水温が高いのでかなり死んでしまい量がとれませんでした。
今日は、1日中大雨で、うっとうしい。「繁栄丸」竹内君の、牡蠣の、収穫風景。
今月いっぱいで大体牡蠣の出荷は、終わる。
先週の、土曜日に、今年5回目の、採卵、受精を、行いました。
約1億5千万個と、今回は、沢山の、卵が、取れました。でも、次の日のD型幼生は、ちょっと、少なかったです。
3回目と、4回目も、うまく育たず廃棄しました。1回目、2回目のは、順調に生育して、1ミリくらに、なりました。
1回目、2回目は、親牡蠣を、水温を、上げながら飼っていたので、卵が熟してうまくいったのだろう。
やっぱり、6月半ばくらいの、牡蠣が自然に、卵を、吐く時期に、なるまでは、親牡蠣を、加温
して、飼わなければうまく、受精して、育たない。
昨日、今年4回目の、採卵、授精を、しました。約7500万個の、卵を、授精しました。
本日、D型幼生を、回収しました。ちょっと形が悪い。
1回目に、採卵したのより、2回目のほうが、少ないせいか、成長が、よくほとんど付着しました。
画像の、桝目が、1ミリなので、600ミクロンから、900ミクロンまで、成長しました。
画像は、1回目に、採卵、授精した幼生で、7日目の画像です。
約80ミクロン~100ミクロンまで成長したけど、ちょっと全部が調子良すぎて過密養殖で、成長が、悪い。
1週間後に、2回目の、採卵、人工授精したけど、これは、卵が、少なくあまりとれなっかった。
この親牡蠣から、採卵しました。
顕微鏡で、♂と♀を、調べて、分けてそれぞれ、卵と、精子を、とりだして、卵の数を、数えてから
さあ、合体と、卵を、良く見たら、もう細胞分裂
が始まっとる、いつ、混ざったのか、おかしい?
良く調べたのに、♂と♀が混ざって、授精してしまったが、結果オーライで、うまいこと
D型幼生に、順調に、成長している。約60ミクロンの、大きさで、元気に泳ぎまっている。
宮島と、大野に挟まれた、大野瀬戸は、
とくに、海に栄養が、多いのでこれから
春から夏にかけていろんな生物が繁殖
するので、安芸の一粒を入れたかごに、
いろんなものが付着して、たいへんな事
になるので、水から時々出るよう、干潟
に、かわしました。
出荷する11月までには、何割かしか生き残らないので、大変です。
今年も、そろそろ安芸の一粒の、種苗を、生産しなければいけないので、
先日の、大潮の時、親牡蠣探しに、宮島の、干潟へ、行きました。
親牡蠣は、天然干潟で、自然に育って生き残った、強いかきや、
いろんなかきを集めて、いいかきの、遺伝子で、安芸の一粒を
人工採苗します。
親かきは、エサを、やりながら水温を、上げて育て、早く卵を、
もたせます。卵が熟してきたら、採卵して、人工受精します。